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ペペロン村の四季
(3DO)

丸紅株式会社

ジャンル:?


 「ふしぎなえ」という絵本が有名な安野光雅氏の世界を楽しむ作品です。
 ゲーム的な要素は一切なく、移り変わる四季を眺めたり、カーソルを動かして村の様子を見たりするくらいしかできません。しかし、子供の頃絵本を見ながら「この家の中はどうなっているんだろう」とか「この人はこれからどこに行くんだろう」などと想像していた人にとっては、非常にわくわくできる作品なのではないでしょうか? 意図的なのか技術的にダメだったのかは分りませんけど、コマ撮りのアニメーション風にカクカク動く人々が、絵本の世界である事をうまく演出しています。

 村の人々は生活観にあふれ、さまざまな店や季節毎のイベントがなぜか忘れかけてた子供心を思い出させてくれます。小

さな村の小さな発見に、子供は好奇心を刺激し、大人には癒しを与えてくれる非常に「キレイ」な作りとなっております。

 今でも普通にウインドウズ版が買えるようなので興味のあるかたにはオススメします。 



推薦者: トシヒコ 、投稿日: 2004/09/24




「ゲーム」にこだわらない3DOらしい作品です

イタリアのどこかに古くからあるペペロン村。でもなぜか日本臭さが激しく漂っていますが・・・

急にが降ってきて、傘屋に駆け込む男。


美少女戦士セーラームーンS
(3DO)

バンダイ

ジャンル: 格闘アクション


 ついに来たかセーラームーン。あえて一タイトル挙げるとしたら3DO版です(スーファミ版のRPGも捨てがたい)。

 格闘ゲームとして見ると程よくダメです。通常技、必殺技共に使いにくい割りに、超必殺技だけがなぜか異様に強力だったりします。そのため、よく言えばアニメ版と同じ大味な戦い方が楽しめます。これは意図的なんでしょうか・・・

 この作品は後にプレステとサターンにも移植されました。一応3DO版を参考に作られたそうですが、あちらは本気でマズイです。中古でもそこそこ高値が付いていますが、その理由が不明です。
 マズイついでに3DO版のオープニングムービーもキケンです。やろうとしている事は分かるのですが、明らかに技術が追いついていません。ひそかにいろんな所で見所満載だったりします。


推薦者: トシヒコ



↑恐ろしい事にこのムービーはNHKの製作だったりします。


↑超必殺技「ヴィーナスラブミーチェーン」。な、懐かしい・・・


ショートワープ
(3DO)

WARP

ジャンル: ミニゲーム集


 「Dの食卓」で有名なWARPのミニゲーム集です。3DO時代に発売されたソフトには、ほとんどこういった脊髄反射で考えたようなミニゲームが2〜3個収録されていました(メインはDの食卓の予告ムービーでしたが)。
 飯野賢治氏はよくWRAPを音楽バンドにたとえていましたが、まさにこの3DO時代は「活きのいいインディーズバンド」といった感じで私は非常にあこがれたものです。しかし、「Dの食卓」というヒット作を引っさげてプレステ、サターンへのメジャーデビュー以降、急に勢いがなくなった感じがして残念でした・・・

 限定1万本でハードが3DOという遊べる人を選ぶソフトなのが非常に勿体ないです。一時期サターンへの移植話もあったそうですが、結局でませんでしたね・・・ 
 ちなみにこのソフトにはなんとコンドームが付いていたのですが、サターン版が出ていたら、特典はやはりあの花の種だったんでしょうか?


推薦者: トシヒコ

PS:おやじとおやじハンターの声は飯野賢治氏本人。過去に2回会った事があり、名刺も持っています。私の人生の数少ない自慢です。
















はたあげ大学
「ショートワープ」と「宇宙生物フロポン君」に収録のミニゲーム。内容はいわゆる「赤上げて」のアレ。しかし、点数の単位が「億」。このセンス好きだなぁ・・・


ハイパーコマンチック
ハイパーオリンピックとコマネチを足して2で割ったかんじ(わかんないって)。内容は激しくハイパーオリンピックをパロっています。このイカレたBGMを聞かせてあげたい・・・


↑連打数×ルーレットでおやじを倒せ! 飯野賢治のシャウトが熱い!!



アウトバーントキオ
(3DO)

Sanai

ジャンル: レース

 ポリゴン表示が得意ではない3DOでリッジレーサーを作ろうとするとこうなるんでしょうかね・・・ ゲーム内容に関しては死人にムチを打つみたいなのであえていいません。

 このゲーム、低速ギアでまったりと峠コースを走るとそこそこ楽しいです。たぶん製作者側はそんなつもりじゃなかったのでしょうが・・・
 何よりもインパクトがあるのがタイトル画面。「アウトバーン ト・キ・オー!」と某ジュリアナを思い出させるボイスに唖然とします。多分同じ人が喋っていると思うのですが、一発ギャグとして笑って良いのでしょうか・・・ それだけが強烈に印象に残ってます。


投稿者: トシヒコ



↑このタイトル画面がすべてです。
気持ちは分かります。多くは言いいません。B級ゲーム好きな私でさえギリギリOKかなってレベルの内容です。


トゥインクルナイツ
(3DO)


インタラス

ジャンル: カードバトル(18禁)


 脱衣カードバトルです。と、言っても昨今の複雑なルールではなく、同時に出し合ったカードの数字が大きい方が勝ちという簡単な内容です。相手の所持カードが見えているので初期の脱衣麻雀ゲームのような理不尽さはありませんが、コンピュータ相手に同時にカードを出し合うシステムに多少納得のいかない所もあったりします・・・ それでも難易度は高いわけではないので、コスプレ姉ちゃんを脱がす行為に興奮できる方にはオススメできます。

 で、肝心のオネエチャンですが、特殊工作員・時空戦士・女拳闘士・女忍者(くのいちじゃダメなの?)の4人。一応美少女戦士と言う設定ですが、「美」でもなく「少女」でもないんですけど・・・ まぁこれは個人の好き好みがあるでしょうから、ダメとは言いません。


投稿者: トシヒコ
















微妙に高値がついているこのゲーム。うーん・・・ そうかなぁ。


↑攻撃はムービーで。わりとテンポよくゲームが進んでいきます。特殊工作員(何の?)まりな。


↑ご褒美画面。 ここらへんは脱衣麻雀のノリです。残念ながら実用性(何の?)はありません・・・


トヨペットRVパドック
&トヨペットアウトドアワールド

(3DO)

トヨタ?

ジャンル:データ集


 なぜか分りませんがこんなソフトも持っていました。一般の発売はなく、普通に考えるにトヨタの店に3DOを置いて客寄せにでもしてたんでしょう。

 内容は「RVパドック」には車(たぶん当時の主力車種)の紹介と見積もり、「アウトドアワールド」には運転テクニックのムービーや全国のキャンプ場の情報などが入っています。まあどれも9年前のデータなんですけどね・・・ 

 当時発売元のパナソニックがどう売り込んだのか知りませんが、3DOをただのゲーム機では終わらせない策略があったのでしょうね。
 おそらくは誰も語らず、誰も欲しがらないソフトですが、3DOの可能性を感じさせてくれる(感じるだけ)珍品として記憶に残しておきたいソフトだったりします。


推薦者: トシヒコ 、投稿日: 2004/09/24



「トヨペットRVパドック」より。サーフ、カルディナ、ハイエースの3車種から任意の色とオプションを選んで見ることができます。

「トヨペットアウトドアワールド」より。家から最も近いキャンプ場。それでも遠いけど・・・


オーバードライビン
(3DO)

エレクトロニック・アーツ・ビクター

ジャンル:ドライブシミュレーション


 車のゲームがものすごく不作な3DO。でもその中で唯一まともに遊べるゲームが非常にできの良い作品で良かった・・・ それがこのオーバードライビン! 

 当時サターンにはデイトナUSA、プレステにはリッジレーサー、スーパーファミコンにはマリオカート(一応ね)がありましたが、この作品は前者の様にタイムや順位を競い合うレースタイプとはちょっと異なると思います。実在の車を操り、アメリカ(たぶん)の広大な大地を「ぶいーん」と走るため、レースゲームというよりはドライブシミュレーターと言う言葉がよく合います。
 登場車種は世界を代表するスポーツカー8台。日本からもRX-7、スープラ、NSXが登場(海外作品なので左ハンドルですが)。各車種のスベックや解説、ムービーを収録している所なんかは「マルチメディアマシン」を謳っていた3DOらしさなのではないでしょうか。
 ポリゴンが得意ではない3DOの中でもグラフィックもかなりキレイなほうで、走行のリプレイも視点変更はもちろんの事、ハイライトシーンのみの再生ができたり、ビデオのように巻き戻し・コマ送りができたりととことん「見せる」にこだわった作品になっています。

 先にも述べたようにゲーム的要素はかなり弱くスピード感もありませんが、当時のライバル機種とは違った「車好きが待っていたゲーム」だと思います。



推薦者: トシヒコ 、投稿日: 2006/01/20





メニュー画面をぼーっと見ていると移植した日本人のスタッフロールがみられます

主観視点ではちゃんと車の内装も再現。スピードを出しすぎてパトカーに追われています!

無駄に豪快なクラッシュシーン


宇宙生物フロポン君
(3DO)


三栄書房/ワープ

ジャンル:パズル


 オーソドックスな落ちものパズルゲーム。しかし、ひそかに後のゲーム市場に多大なる影響を与えた作品だったりします。

 ワープのデビュー作なのですが、実はこの作品は「Dの食卓」の開発費用を稼ぐために急遽作られた作品なのです。幸いにも当時3DOには気軽に遊べるゲームが少なかったため、売り上げもそれなりに良かったそうです。後にDの食卓がCGムービーを使ったゲームに革命を与えた影響を考えると、このゲームが世に出た意味がかなり大きいのです。
 また、新作ソフトが4800円で買えるというのも、CDロムは安く作れる事を証明し、後の廉価版や1500円シリーズなどに繋がったのではないかと思います(言いすぎ?)。

 昨今また見直されてきたワンアイデアのシンプルなゲーム内容に、遊び心満載(やりすぎ)のオマケとなかなかお買い得なソフトだったのではないでしょうか? 
機会があれば海外版のフロポン君が欲しいですね。あのやりたい放題のマニュアルを見てみたいぞ〜。 






推薦者: トシヒコ 、投稿日: 2006/01/22





















今で言うと「キモかわいい」ってやつでしょうか?

同じ色を4つ並べると消える。すぐにあそべる分かりやすさ

衝撃的なオープニング。ワープのロゴといい、ホント飯野賢治はドラクエが嫌いなんだなと・・・

アンケートはがき。ワープは毎回こんなんですよ


バーチャルカメラマンPart4 藤谷しおり

(3DO)

ナグザット

ジャンル:カメラマンシミュレーション(だそうだ)


 おっぱーい!
 と、言うわけで、当時いかにも何でもアリの3DOらしいなぁと思ったゲームがコレです。
 
出版社から写真集の撮影依頼を受けた主人公(売出し中のカメラマン)がタイのプーケットへ向かうのですが、なんとモデルは現地調達! つまりナンパです。そこで偶然に会った女性(藤谷しおり)と交渉し、写真を撮るのですが・・・ ちょっとまて、主人公が持っているカメラはどうみても「写ルンです」だぞ!(一応マニュアルにはレンズつきフィルムと書いている) オマエまさかカメラまで現地調達か?(たぶん空港あたりで買ったと思われる)いきあたりばったりにも程があるぞ。

  と、思いつつも、おっぱい見たさに流れるムービー画面からシャッターチャンスをうかがうのですが、そこはさすが「写ルンです」、一枚写真を撮るたびに十字キーをぐるぐる回してフィルムを巻かないといけません。オネエチャンはキャッキャとはしゃぎ、こちらは必死になってフィルムを巻き取っている・・・ 
なんか情けないぞ・・・ 
ましてやおっぱい目当てでやっているので余計に情けない・・・
  一通り写真を撮り終えるものの、モデルが動いていたり、カメラのフレーム内に収まっていなかったり、物陰に隠れていたりする写真はNGなため、なかなか次のステージにはいかせてくれません。難易度が高いと言うかプレイヤーの感性が悪いというか・・・ とりあえず「写ルンです」だけで何とかしようと思う主人公が悪いと思います。

 今作の藤谷しおりはAV女優らしいのですが、私が始めて見たAVが五島めぐでなく彼女だったら、もう少し巨乳にも理解が持てたと思うくらいの美乳さんです。


推薦者: トシヒコ 、投稿日: 2006/01/31


シリーズ全5作ありますが、持っているのはコレのみ。よりによって一番巨乳とは・・・


眉毛の太さに時代を感じますな
3DOサンプルCD
ここで、3DOに親しんでみましょう
トシヒコ



これがPanasonic3DO
  写真提供:poittyo



3DOとは米国3DO社が提唱したマルチメディア規格のこと。
アメリカでは1993年秋に発売され、日本では1994年3月20日、パナソニックから3DO・REALとして発売された。
後にサンヨーから3DO TRYが発売された。
ちょうどMSXが消えかけた頃、MSXに代わる・・・と思ったんですけど、どうだったのでしょう


CPU ARM60(12.5MHz)
メモリ DRAM 2MByte
VRAM 1MByte
SRAM 32KByte
メディア CD-ROM
最大発色数 1677万色
画像解像度 640(H)x480(V)dot
1994年3月20日 3DO REAL 松下電器
1994年10月1日 3DO TRY SANYO
価格 54、800円





本体機能の説明とミニゲームを収録。いかにも海外ゲームらしいタイトル画面ですな。

レースゲームなのに何でしょうこのセンスは! 背景にいるのはハッスルキング(橋本真也)ですか?

バットマンのアニメムービーに感動。中途半端に終わるのががっかり・・・
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